WordPressでブログを開設し、検索順位チェックツールRank Trackerの導入を検討しているけれど、実際のところメリットやデメリットについて知りたい。
この様な疑問を解決します。
Rank Trackerについて、まずはざっくりと理解したい方は以下の記事をご覧ください。
Rank Trackerは、AmazonやMicrosoftなどの世界的企業から個人ブロガーまで愛用する優秀な検索順位チェックツールなのですが、使う人によってはデメリットも存在します。
本記事では、Rank Trackerのメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。
この記事の信頼性
- 2019年よりTommy Blogを運営開始、現在で運営1年ほどです。
- Rank Trackerを導入して、pv数が約5万pvほどに成長しました。
- 現在はブログで得た経験を生かして、SEOコンサルをしています。
- 当サイトは収益目的の記事はほぼ無いのですが、収益としては約20万/月程度です。
Rank Trackerを実際に導入しているブロガーとして、メリットやデメリットを語る上で一定の説得力はあるかなと思います。
検索順位の実績
Rank Trackerを導入すると、登録した検索キーワードのSEO検索順位が瞬時に確認できます。
当ブログは、医療や機械学習の複数キーワードで、1位を獲得しておりますので、参考までにスクショを添付します。
» SEO検索順位の上げ方が気になる方はこちら。5つのステップで解説
Rank Trackerとは?
「Rank Tracker」とは、SEO検索順位チェックツールのこと。
ベラルーシに本社を構える「SEO Power Suite社」が提供しているツールの1つで、Google、Yahoo、Bing等の検索エンジンにおけるSEO検索順位を一括で取得できます。
Rank Trackerの詳しい概要やSEO検索順位チェックにおすすめの理由は以下よりご覧ください。
» Rank Trackerとは【SEO検索順位チェックにはこれ一択】
無料でSEO検索順位を取得できるツールも出回っていますが、大量キーワードには対応できず、エラーが多発することもしばしば。
このような状態だと正直萎える。
この様な方も多いのではないでしょうか。
Rank Trackerなら、大量キーワードでも毎日自動でチェックしてくれるので超絶便利です。
Rank Trackerを導入するメリットについて
Rank Trackerをブログに導入するメリットは以下の通り。
Rank Tracker導入のメリット
- その①:数百件のSEO検索順位を一括取得
- その②:キーワードをグループ分けでき管理がラク
- その③:スケジューリング機能でSEO検索順位の効率アップ
- その④:競合サイトと自社サイトの順位比較も可能
- その⑤:自社サイトになく競合サイトに存在する検索キーワードを把握できる
- その⑥:競合サイトをリサーチできる
1つずつみていきましょう。
その①:数百件のSEO検索順位を一括取得
Rank Trackerは、上記のように登録した検索キーワードごとのSEO検索順位を瞬時にチェックしてくれる神ツール。
上記管理画面は、左から[登録した検索キーワード
]→[SEO検索順位
]→[検索にランクインした記事URL
]の順なのですが、使う人に合わせてカスタマイズ可能です。
たとえば、前日からのSEO検索順位の差を表示できたり、検索キーワードの競合率を確認できたりと何かと便利。
検索キーワードの競合率が高いから、複数記事を投稿しようなど記事の検証・改善に利用できる感じですね。
詳しいSEO検索順位の取得方法は以下の記事をご覧ください。
【Rank Tracker】ランクトラッカーの使い方とお勧めの機能
続きを見る
その②:キーワードをグループ分けでき管理がラク
Rank Trackerは、超絶便利な神ツールなので、他にもおすすめの機能が豊富。
たとえば、キーワードマップという機能があり、同一カテゴリーの検索キーワードをグループとして登録可能です。
Rank Trackerは、SEO検索順位を一括で取得できるのですが、デフォルトのままだと、同一カテゴリー同分類のキーワード順位がバラバラに表示されてしまいちょっと使いづらい印象。
たとえば、[医師 副業 おすすめ]
、[医師 在宅 ワーク]
といった同分類の複数キーワードをまとめて確認できたら探す手間がなく便利ですよね。
こういった場合にキーワードマップが活躍する感じです。
キーワードマップの詳しい使い方は、以下をご覧ください。
【Rank Tracker】ランクトラッカーの使い方とお勧めの機能
続きを見る
その③:スケジューリング機能でSEO検索順位の効率アップ
Rank Trackerの中で僕が特におすすめする機能が [タスクスケジュール]。
SEO検索順位を一括で取得できるのは確かに便利なのですが、Rank Trackerを起動する度に検索順位を手動でチェックしていたら面倒ですよね。
できれば他の作業をしつつ、効率良く検索順位チェックをしたいといった方も多いのではないでしょうか。
タスクスケジュールを利用すると、上記画像の通り、設定した時間・期間に自動的にSEO検索順位をチェックしてくれるから、登録した検索キーワードが多くても管理がラクですよね。
タスクスケジュールの詳しい使い方は以下をご覧ください。
【Rank Tracker】ランクトラッカーの使い方とお勧めの機能
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その④:競合サイトと自社サイトの順位比較も可能
Rank Trackerは、自社サイトや運営しているブログのSEO検索順位をチェックするためだけのツールではありません。
ベンチマークしている競合サイトを登録しておくと、SEO検索順位を比較することも可能です。
競合サイトの上位表示キーワードやまだ検索にランクインしていないキーワードを把握することで、今後のSEO対策にも役立ちますね。
競合サイトと自社サイトの順位比較のやり方はこちら
【Rank Tracker】ランクトラッカーの使い方とお勧めの機能
続きを見る
その⑤:自社サイトになく競合サイトに存在する検索キーワードを把握できる
Rank Trackerに搭載されている「キーワードギャップ」という機能を利用すれば、自社サイトにはなく競合他社で対策を施しているキーワードを把握可能。
キーワードギャップは、解説されている記事は少ないのですが、正直なところ利用しないともったいないツールですね。
どういったツールかというと、競合サイトのURLを入力するだけで、運営中のブログやサイトにはない検索キーワードを表示してくれます。
キーワードギャップを見ると爆速で対策を施すべき検索キーワードがイメージできる感じです。
キーワードギャップの詳しい使い方は以下をご覧ください。
【Rank Tracker】ランクトラッカーの使い方とお勧めの機能
続きを見る
その⑥:競合サイトをリサーチできる
さきほどは、自社サイトにはなく競合サイトで対策を施している検索キーワードを調査する方法をご紹介しましたが、そもそも競合サイトを把握していない場合もありますよね。
Rank Trackerでは、競合サイトをリサーチできる「ドメインの競合他社」という機能も。
こちらの機能を活用すれば、競合サイトを一括で閲覧できますし、さきほどのキーワードギャップと組み合わせることで、対策すべきキーワードがみえてきます。
使い方は、以下の記事でも解説しますが、Rank Tracker管理画面左側から[競合他社の研究
]→[ドメインの競合他社
]→[サイトURLを入力
]するだけなので簡単。
ドメインの競合他社の詳しい使い方は、以下をご覧ください。
【Rank Tracker】ランクトラッカーの使い方とお勧めの機能
続きを見る
Rank Trackerを導入するデメリットについて
Rank Trackerをブログに導入するデメリットは以下の通り。
Rank Tracker導入のデメリット
- その①:無料ライセンスは機能制限付き
- その②:時折、検索順位エラーが出る
- その③:大量キーワードのリクエストで検索エンジンからブロック
1つずつみていきましょう。
その①:無料ライセンスは機能制限付き
Rank Trackerには、以下の3つの料金プランがあります。
- 無料ライセンス
- プロフェッショナル版$124
- エンタープライズ版 $299
このうちブログでマネタイズを行いたい方には、「PROFESSIONAL(プロフェッショナル版)」がおすすめです。
というのも、Rank Trackerの無料ライセンスはお試しプランのようなものなので、プロフェッショナル版で使える[履歴つきのプロジェクト保存
]や[検索順位のスケジューリング
]など主要機能が使えず何かと不便。
メリットでもご紹介した競合サイトとの順位比較も使えません。
使い心地を試すにはいいのですが、本格的に導入を検討しているなら迷わずプロフェッショナル版を購入しましょう。
料金プラン詳細と導入価格については以下をご覧ください。
Rank Trackerの価格プラン3つをご紹介【無料版もあり】
続きを見る
その②:時折、検索順位エラーが出る
Rank Trackerは、SEO検索順位を一括で取得できる神ツールなのですが、やはり良い面ばかりではありません。
Rank Tracker最大のデメリットとも言えるべき点は、たまに検索順位がバグります(汗)
Rank Trackerのアップデートや検索エンジンのアルゴリズム変更なども関係しているのか、実際のSEO検索順位とRank Trackerの順位が異なる場合がある感じです。
実際の検索エンジンと順位が違うと、正直困ったものですが、とはいえ正直僕は気にしていません。
各機能自体は正常に動きますし、順位変動も数日経てば直る感じなので、ユーザー側ではどうにもできないですね。
その③:大量キーワードのリクエストで検索エンジンからブロック
Rank Trackerは、1日数百件の大量キーワードも取得可能なのですが、一度にキーワードを取得すると、たまに検索エンジンからブロックされることもあります。
実際のユーザーが大量にキーワードを取得するなどあり得ないので、怪しまれても仕方がないのですが‥笑
とはいえ、一度検索エンジンからブロックされると、検索する度に上記画像が表示されかなり不便ですよね。
実は、Rank Trackerには「ヒューマンエミュレーション」といって人間の検索を模範し検索エンジンからブロックされない設定があります。
ヒューマンエミュレーションの設定方法については、以下の記事で解説しております。
Rank Trackerの使い方とキーワードの登録方法【SEO】
続きを見る
ランクトラッカー のダウンロードについて教えて下さい。
macを使っておりますが、ランクトラッカー をダウンロードしようとすると「JAVA」のダウンロードが必要ですと出ます。
補足(Q&A)
質問内容
JAVAをダウンロードしようとすると、このプログラムはダウンロード出来ませんと弾かれてしまいます。(セキュリティの関係)
- MacではJavaのダウンロードが必要なんでしょうか?
- ブログを拝見するとMacでもランクトラッカーはJava無しでダウンロード出来ています。これは正しいやり方でしょうか?
回答
Javaがパソコンに導入されていない場合は、下記のページからJavaをダウンロードしてからRank Trackerを導入をすると解決するかと思います。
https://java.com/ja/download/
続きを見る
もし、「悪質なソフトウェアかどうかをAppleでは確認できないため、このソフトウェアは開ません」と表示された場合は下記で対応可能です。
macOSが、Catalina以降の場合、こちらの記事の方法でJavaをインストールできる環境設定をすると良いかと思います。
Javaがインストールできたら、記事後半で紹介されているように、セキュリティレベルを戻しておくと問題ないはずです。
ポイントは「セキュリティレベルを下げる」ですね。
まとめ:Rank Trackerはデメリットが少なくブロガーなら必須ツールです
今回ご紹介したように、Rank Trackerは、SEO検索順位を一括でチェックできるという基本的な機能のほかにも、スケジューリング機能や競合他社との検索順位比較など数多くのメリットがあります。
効率の良いブログ運営やブログ収益化には欠かすことができない神ツールですので、ぜひ導入を検討してみてください。
デメリットは数少ないですし、デメリットを補う機能が標準でついているため安心して利用できます。
今回は以上となります。